先週の水曜日(6月17日)、MHFがシーズン5.5にアップデートされました。
最大の注目は頼狩人(ラスタ)機能の導入です。
これは簡単にいえばオトモハンターで、別のプレイヤーとラスタ契約を行うと、そのプレーヤーがいなくても自動でそのプレイヤーのキャラクターが狩りについてきて一緒に戦ってくれるというシステムです。
最大の注目は頼狩人(ラスタ)機能の導入です。
これは簡単にいえばオトモハンターで、別のプレイヤーとラスタ契約を行うと、そのプレーヤーがいなくても自動でそのプレイヤーのキャラクターが狩りについてきて一緒に戦ってくれるというシステムです。
と、これだけ書くと2ndGのオトモアイルーの様ですが、実は一癖も二癖もあります。簡単にポイントをあげると、
- 自分が受け取るキャラは1人まで。
- 自分から相手に渡せるキャラは3人まで。
- クエストクリア後に「ギルドポイント」というものが獲得できる。これは自分と、同行したラスタの持ち主に同じポイント数配布される。
- ポイント数はクエストにかかった分数と同じ(クエスト失敗やリタイヤ時には加算されない)。
- 借りたラスタ(クエストに一緒についてきてくれるラスタ)の装備は相手が設定したもの。
- ラスタが装備できる武具、防具には制限があり、その制限を広げるために上記のギルドポイントを貯める必要がある。
- ラスタの契約を一度結ぶと、一週間契約を解除できない。逆に言えば、一週間経てば契約を解除できる。なお、最初の契約時にはお互いが一緒の場所に居なければ出来ないが、解除の場合は相手の承諾なしで一方的に解除できる。相手がログインしている必要すらない。(もちろんマナーとしてメールやチャットで相手に一報伝えることが推奨されている)
- という感じです。
僕のように猟団に参加せず(以前参加していまいたが、事情により解散してしまいました)、かつログインの時間が不定期な人の場合、フレともなかなか時間が合わずに結局野良でやるかソロでやるかという選択肢になってしまいます。
で、気軽にクエをやりたいなぁと思ったり、特定のモンスターとの戦術を研究したいときは自然とソロプレイになってしまうのですが、基本的にMHFのクエストは(モノブロスやナナのようにソロ前提クエストを除き)パーティーでプレイすることが前提になっているのでソロで行くと4人でやれば5分で終わるクエが30分かかったり、下手すると3死してしまったりすることが多々あります。
なのでこのラスタという機能は個人的に相当ありがたいです。
しかし話はそう単純ではありません。
オトモアイルーは基本的に初心者でもゲームが進むように純粋にプレイヤーを「サポート」する機能ですが、このラスタの一番の目的はどうもプレイヤーのプレイ時間を活発にする目的で導入されているような気がするのです。
オトモアイルーは基本的に初心者でもゲームが進むように純粋にプレイヤーを「サポート」する機能ですが、このラスタの一番の目的はどうもプレイヤーのプレイ時間を活発にする目的で導入されているような気がするのです。
僕のようにソロクエの補助としてラスタを借りたとしましょう。
まず、ラスタが弱い、つまり装備が貧弱だとあまりありがたみがありません。
なので、なるべく強いラスタを持っているプレイヤーと契約を結びたいのですが、ラスタの強化を積極的にしている=ギルドポイントを積極的に集めているプレイヤー、とうことになります。
となると、そういう人からラスタを借りたらなるべくギルドポイントを集めて相手に貢献しなければいけません。
なぜならあまりに稼いだポイントが少ないと、一週間の契約期間が切れた途端、相手から契約解除されてしまう恐れがあるからです。
せっかく良いラスタをゲットできたのならばなるべくその関係を続けたいもの。
というのもまた条件のいいラスタを探すのが面倒ですからね。
まず、ラスタが弱い、つまり装備が貧弱だとあまりありがたみがありません。
なので、なるべく強いラスタを持っているプレイヤーと契約を結びたいのですが、ラスタの強化を積極的にしている=ギルドポイントを積極的に集めているプレイヤー、とうことになります。
となると、そういう人からラスタを借りたらなるべくギルドポイントを集めて相手に貢献しなければいけません。
なぜならあまりに稼いだポイントが少ないと、一週間の契約期間が切れた途端、相手から契約解除されてしまう恐れがあるからです。
せっかく良いラスタをゲットできたのならばなるべくその関係を続けたいもの。
というのもまた条件のいいラスタを探すのが面倒ですからね。
と、こんな感じで自然とプレイ時間が長くなるようにこのラスタというシステムがデザインされてるような気がするのです。
詳しい仕様を知らなかったときは「おお、これでソロがやりやすくなる、気軽にプレイできるぞー」と思っていたのですが、いやはや、ちょっと癖がありますね。
あまり気軽にはできないような気もします。
ラスタを借りる契約をした瞬間からある意味「責任」が生まれるので。
自分がラスタを貸している場合はもっとでしょう。
ラスタの強化を積極的にしないと「このラスタいらないや」と貸した相手から契約を切られてしまいますからです。
改めて冷静に考えてみると、なにやらゲーム内に「ビジネス」のようなものが生まれたような。
あまり気軽にはできないような気もします。
ラスタを借りる契約をした瞬間からある意味「責任」が生まれるので。
自分がラスタを貸している場合はもっとでしょう。
ラスタの強化を積極的にしないと「このラスタいらないや」と貸した相手から契約を切られてしまいますからです。
改めて冷静に考えてみると、なにやらゲーム内に「ビジネス」のようなものが生まれたような。
プレイヤーとしてではなく、客観的にネットゲームのシステムデザインという観点からみると、個人的には興味深い実例だと思うので今後も利用しつつも観察していこうかと思います。